- 2010年6月30日 23:15
8月29日、宮津で行われるとあるイベントの関係で、磯野開花堂さんにお邪魔していました。写真右の磯野修一さんはなんと5代目。明治30年からお茶屋としての伝統を守り続ける宮津の老舗なのでした。うまい茶をすする後ろ姿(左)は、これまた伝統的な宮津の畳屋、杉本さん。この二人は、その「とあるイベント」の中心人物なのでした。

打ち合わせ中に4回往復
磯野さんは、そのとあるイベントの件で私が打ち合わせに伺うと、ほどなくしてお茶を淹れる準備をしてくださいました。何か準備をして、また打ち合わせに戻り、またお茶のほうへ行って・・・それを4往復。そのあと、ついに「うまいお茶」登場!でも、なぜ4往復?
私はお茶のことはあまりよく知りませんが、これはおそらく、お茶の浸出時間と関係しているような気がします(確認してないので、違ったらごめんなさい)。普通、なんとなく会社や家庭でいれるお茶というのは、急須に葉を入れて熱湯を入れ、ちょっとしたら湯のみに注ぎます。複数人がいるときは、お茶を注ぐ量を順番に調整するなどの配慮はあるものの、だいたいは1回台所に入ったらそのまま作業を終えるはずです。

ところが、本当においしいお茶を、本当においしく淹れるには、お茶を出す時間「浸出時間」がとても重要だそうですね。だから、急須の前でその間、待っていると長くなってしまうので、また打ち合わせに戻って来てくれたというわけです。
ちなみに、私は熱いお茶が苦手なので、磯野さんにいただけるお茶は温度がちょうどいいです。玉露などの品質の高いお茶は、100度のお湯は使わないですね。私は熱すぎるとなんでも味が分からないので、とても香りが楽しめました。
産地よりおいしさ
明治30年からお茶一筋。その磯野開花堂さんのコンセプトは、「産地よりもおいしさ」だそうです。産地にこだわってお茶を販売する・・・というのは、確かによく考えたらあまり「意味」は感じません。それよりも、お客様がおいしいと思って下さるものを提供する、という、シンプルだけど最も大切な事柄が、磯野さんのコンセプトなのです。
店の中には、所狭しと並ぶお茶・・・私にはどれがどれだか分かりませんが、磯野さんに「冷たくしておいしく飲めるお茶ありますか?」と聞いたら、「これいいですよ」と即答でした。

迷わずおすすめ商品を提示できる、彼の明るくさっぱりとした雰囲気はなかなか気持ちがいいです。
というわけで、とあるイベント関連の密会、もとい打ち合わせは終了。二人とも、宮津商工会議所青年部で頑張って活動しているメンバーです。それぞれが思いを持ち、時に悩みながら、町の未来を考え行動しています。
そういえば抹茶アイス
そうそう、磯野開花堂さんはお茶屋さんですが、そのお茶の伝統を生かした「抹茶アイス」と「ほうじ茶アイス」はぜひお試しいただきたい一品です。
普通、抹茶アイスは「抹茶味」です。
それは当たり前ですが、ところが磯野開花堂のスペシャルな抹茶アイスは、抹茶味ではなく、濃厚な抹茶そのもの! お抹茶がお好きな方にはたまらない一品かと思われます。

この抹茶アイスは、宮津路地裏満腹地図にも掲載されている七輪焼きで有名なカネマスさんでもお召し上がりいただけます。
それにしても、「お茶」もいっぱい種類があるんですね・・・

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Comments:2
- ヒグチ。DX 2010年7月 1日 23:50
急須に入れたお湯を、人数分の茶碗に分けて入れて、お湯の温度が少し下がったら、たっぷりの茶の葉を急須に入れ、そこに茶碗でさましたお湯を入れます。高級なお茶ほどお湯の温度を下げないと、あきまへん。上等な玉露だと50度くらいのお湯で淹れるんですよ。
こうやってお茶を淹れると、一煎目、二煎目・・・と、それぞれ楽しめますね。今は亡き祖父が、そうやってお茶を淹れてくれました。沸騰ポットから直接・・・なんて、丹精込めて茶の葉を育てた人に対して失礼・・みたいな話、美味しんぼにあったような気がする(笑)
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悠家
2010年7月 2日 22:58
さすが天下の美味しんぼ?(^o^
何事も、しっかり味わうのが礼儀だなあとは思いますが、
なかなか現代、難しいですね。
大量生産品に慣れると、食やモノへのありがたみの心も薄れてしまう
気がするし(-.-